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文章題苦手

算数と国語の境界線

算数と国語という教科の境界についてお話したいと思います。
え!?算数と国語って全然違う教科じゃないの? 算数と理科ならまだしも……

と思う保護者の方がほとんどだと思います。算田も受験指導を本格的に始めるまではそう思ってました。
算数と国語は全然違う教科だと……

しかし算数と国語には共通点もあります。どちらも「読解力」が必要な点です。
必要となる読解力の種類は全く異なりますが、広い意味で文章を読む力という点では共通しています。

国語のテストでは扱いにくい種類の読解力を試すための教科として、算数が選ばれています。
国語のテストで題材となる文章は小説や論説文、随筆分などです。
これらの共通点は、販売されている書籍からの引用だという点です。出題される全ての文章は基本的に、売れることを目的として書かれた文章です。
小説であれば面白く書こうとしますし、論説文や随筆分であれば伝わるように書こうとされています。

しかし現代社会ではこれ以外にも必須の文章があります。
電化製品の取り扱い説明書や、仕事のマニュアル、役所の書類の記入注意事項、契約書や法律など……これらは売れることを目的として書かれていない文章です。
つまり、面白くも書かれていないし、必ずしも伝わることを第一目的として書かれていない文章です。
これらの文章は、正確さを最優先して書かれています。間違いがなく、トラブルが起きた際に裁判などでもめないように、意味が二重に取れることがないように、また意味が一意に定まるように、微かな例外も残さないように綿密に書かれています。
こうした文章というのは大抵読みにくいです。

こうした文章を読む技術が近年注目されています。大学入試共通テストの英語では、広告や説明書風の文章が出題されるようになっています。
国語という教科では扱いにくい種類の文章ですので、そこで算数の出番です。
最近の中学受験算数では問題文が長く、条件の読み取りに細心の注意が必要な問題が増えています。

算数という教科で数を扱う能力だけを問うのではなく、ある種の文章を読む能力があるかどうかも同時にテストしています

難関校を目指す生徒であれば、過去問に取り組むようになるとこの「文章読解の壁」に当たります。数の能力は高いのに、条件文の読み取りでどうしてもミスが出てしまう子です。
ただのケアレスミスとして看過せず、読解のやり方をイチから教えてあげる必要があります。
塾の上位コースに在籍するような子でも、国語の成績がどんなに高かったとしても、算数的な読解能力は鍛えられていないことが多いです。
これは決して国語力の問題ではなく、算数講師が指導してあげないといけない領域だと思っています。

算数が苦手な子であれば、数の領域に入る前にまず設問を正しく読む所でつまずいている可能性があります。
算数の能力は高いが読解という方面に意識の薄い指導者に習っていると、このタイプのお子様は良い結果が出ません。
文が正しく読めるようになると計算自体はすんなり出来るという子を何人も見てきました。

とりとめのない記事になりましたが、算数と国語の境界線は意外とあいまいであることや、算数の向上には読解力が必要であることなど算田の考えが伝われば幸いです。 

記事はここまでです。

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