計算ミスがいつまで経っても減らない……! という方におすすめの問題集の紹介です。
日能研ブックスから出版されている「マスター1095題」です!
一行の四則演算問題がひたすらに1095題羅列されています。
計算のテキストと言うと、よくあるのは計算の工夫を利用させるものです。
分配法則や計算の順序などを工夫すると楽に解くことが出来るので、頑張って工夫を見つけよう! というコンセプトの問題集はよく見かけます。
しかし! こちらのマスター1095題は全く異なります。
「工夫も何もない!根性で計算するのみ!気合だーーー!!!」といわんばかりの単純問題が、ひたすら1095題列挙されています。
(たまーに工夫する問題もありますが、一部です)
何の工夫も出来ない、力業で解くしかない計算問題だけ1095題集めた、狂気の問題集なのです!(ほめ言葉)
こういう所は、さすが大手の日能研ですね。こんな良質なものを680円+税で販売してくれるとは、ありがたい限りです。
ちなみに、なぜ1095題なのかと言うと、1095÷3=365 だからです。1日3問ずつ解くと一年で終わります。
6年生の場合は入試まで1年を切っていますので、途中までしか終わらないでしょう。でもそれで大丈夫です。
全部解くことに意味があるのではなく、1日3問ずつ解き続けることに意味があります。
今から始めて、入試の直前まで続けるときっと効果が出ると思います。
模試の大問1の四則演算でのミスが減らない子や、文章問題を解く最中で計算ミスが多発してしまう子などは、この夏に試してみてはいかがでしょうか。
各塾、毎日取り組む計算テキストのようなものは既に配られているかと思います。(SAPIXであれば基礎トレ、四谷系であればシリーズ計算など)
これに追加する形で1日3問、是非お試しください。