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雑記

パラグライダーで独り立ちできるかどうかと中学受験の上達の共通点!【雑記】

今日は算田の趣味のひとつであるパラグライダーと中学受験の共通点について書いてみます。

パラグライダーとはこんな感じのアクティビティです。

動画は離陸と着陸の練習で、土を盛った丘から滑空しています。
実際にはこれを山の斜面から飛び立って、十分~数十分空を飛びます。(気象条件が重なれば、上級者は数時間飛び続けられるそうです!)

さてこの練習では、インストラクターの方が拡声器で「両手を肩まで下げて! そのまま腰まで下げるー!」のように、手の動きを指示してくれます。
(パラグライダーは手を下げることでブレーキがかかり、動きをコントロールします。)

さて、初心者は最初は短い距離でびっちり指示を受けながら飛ぶのですが、段々と距離を伸ばしたり、問題なければ指示なしで着陸する練習にステップアップしてきます。
ステップアップした練習に進めるかどうかはインストラクターさんが判断しているのですが、その判断基準が興味深いものでした。

当然、操縦のうまさも基準の一つです。指示がある状態で上手にできているのなら、1人でやる段階に進んでもいいだろうという判断です。
これは分かりやすいのですが、もう一つの基準が面白いものでした。

それは「拡声器で指示を出した際の反応の早さ」です。
インストラクターが「手を肩まで下げてー!」のように指示を出した際に、それを実行するまでのタイムラグが遅い生徒はなかなか先の段階の練習には進ませられないのだそうです。

理由は簡単で、安全性のためです。
一人で判断して操縦する練習を行っている最中に、突発的なミスなどで体勢を崩してしまうことも考えられます。
その際にはインストラクターが指示を出してリカバリーするのですが、その指示に対する反応が遅いと事故につながりかねず危険です

反対に、すぐ反応することが出来る人であれば、多少ミスしてイレギュラーが起きても、その場で操作の指示を出せば安定した態勢に戻せるので、事故を防げます。

さて、中学受験においても「失敗したときに他社のアドバイスを受け入れてリカバリーする」という視点は非常に重要です。
解き方を失敗してしまったり、図がうまく書けなくて間違えた、字が小さすぎて読み間違えてしまった。など……

小学生が取り組む勉強ですので、大小さまざまなミスがつきものです。
こうしたミスに際して、他人のアドバイスを受け入れる早さは、技術の上達を左右します。
「とりあえず言われた通りにしてみよう。その後で工夫しよう」なのか「まずは自己流でやってみて、どうしてもうまくいかない時だけ他人の言うことを聞いてみよう」ですと、前者の方がトライ&エラーの試行回数を増やせるため上達が早くなります。

かといって、10歳や11歳の子供に、素直で聞き分けの良い態度を要求したところで現実的ではありません。
我が強いお子さんは珍しくありません。
そういう時には伝える側の工夫でカバーします。
受け入れやすいような言い方、伝えるタイミングなど……

正しいことを言えば生徒が受け入れてくれるとは限らず、指導の際は生徒をどう納得させるかという部分にいつも工夫を重ねています。

どんな分野でも指導の際は「何を伝えるか」と「どう伝えるか」の二つの技術が必要ですが、中学受験は対象が子供のため「どう伝えるか」の重要性が高い分野です!

さて今回は算田の個人的な趣味と、受験に必要な要素である「反応の早さ」について書いてみました。
少しでも参考に……なれば幸いです!

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