算田が家庭教師として、体験授業やスポット授業で伺った際によく言われることとしては「前に来てもらった家庭教師とは合わなかったみたいで……」というものがあります。
以前の先生に満足していたら算田に依頼はしないので、新規でご家庭に伺う場合には前の先生に何かしらの不満があるのが当然ではあります。
保護者の方はみなさんしっかりとした方ですので、前の先生を表立って悪し様に言うことはなく、オブラートに包んだ表現として「合わなかった」という言い方になるのだと思います。
この「合わなかった」について深掘りしていこうと思います。
結論から言いますと、「合わない」ではなく、本当は講師の方が「合わせる」べきです。
元気な先生が好きな生徒には元気に対応しますし、落ち着いたのが好きな生徒には落ち着いて説明します。
解説の順序も、結論を先に行ってほしいタイプや、少しのヒントから自分で考えたいタイプなど様々です。
集団指導の塾ではなく1:1の家庭教師なのですから、子供に対する態度もオーダーメイドで変えていかなくては! と声を大にして言いたいです。
集団指導の塾で講師をしていた頃は自分のスタイルを作ってそれに生徒を引き付けるという方法でやっていましたが、家庭教師としては講師側から生徒に合わせるべきだと常に感じています。
もしも保護者から見て「この先生はうちの子に合わないな」と感じたとしたら、それはその先生に合わせる能力がないのだと考えましょう。
生徒の成績を上げるためにどう指導するのが最善か? と考えたときに、その生徒が最も理解しやすい言い方で説明するのが一番効果があります。
当たり前と言えば当たり前なのですが、意外と忘れられがちな部分かと思いましたので記事にしてみました。
今回は短めですがこのあたりで。
【お知らせ】
スポット指導の依頼やテスト分析の依頼、たくさんのご連絡ありがとうございます。
スポット指導依頼でやり取りをしている方には、算田の空き時間ができ次第ご連絡しております。
テスト分析は現在本当に多くの方からお申込みいただいています。
算田がレギュラーで指導している生徒のテスト分析や保護者面談などで時間がとり辛くなっていますが、できるだけ早期に進めていきたいと思います。
よろしくお願いします。