算田が行っているオンライン授業について説明していきます。
オンライン授業というと「やっぱり対面の方が良いんでしょう?」や「意思疎通がスムーズにできるかしら……」のような心配があるかと思います。
結論から申し上げると、これらの懸念はIT技術で解決できます!
今回は、オンラインの個別指導ってどんな感じなの? 教材の共有とかはどうするの? という疑問にお答えしていきます。
算田が実際に行っている形式だけでなく、家庭教師・個別指導業界で一般的な方法も合わせて解説します。
目次
顔と手元の二つの情報を伝達する!
「オンライン家庭教師」に必要なもの最も単純に説明するならば、お互いの顔を映すカメラと、書いた文字を反映させる方法の二つさえあれば実施可能です!
お互いの顔伝達する方法は簡単です。zoomやSkypeを利用し、ノートPCについているカメラとマイク、スピーカーがあれば十分です。
さて問題になってくるのは、お互いの書きこんだ文字を反映させる方法です。
これはいくつかの方式があり、それぞれメリットデメリットがあります。
①書画カメラ方式(スマホを下向きに固定する器具を使い、ノートを上からカメラで撮影する)
②zoomのホワイトボード(一番簡単に導入できます。先生が黒板のように講義するのに便利)
③オンライン授業支援サービス(タブレット端末にお互いが書き込んだ内容をリアルタイムで反映できる。算田のオンライン授業はこの方式です。)
算田は、株式会社コードタクトの「SchoolTakt」という有料サービスを利用しています。
実際の授業画面がこちらです。
生徒から質問したい問題がある場合は画像を送ってもらい、アップロードしてその上に直接書き込めます。
生徒が書いた式や図に講師が添削を入れることも出来るので、オンラインでも対面授業とほぼ同じ内容の指導が出来ています。
(上の画像にある式は生徒が書いたものです)
オンライン授業では双方の書き込みを伝達する方法にいくつかのやり方があります。
いずれにしても、慣れてくれば対面授業とほとんど変わらない濃さで情報伝達が可能になっています。
オンライン授業のここが困る!
教材を送る保護者の負担
塾で配られた教材の問題を質問したい場合に、保護者の方に画像を送っていただく必要が出てきます。
予習シリーズのように市販されている教材であればお互いの手元に教材を用意して「〇〇ページを開いて~」のように言えますが、SAPIXのように塾で配布される教材の場合はそうも出来ません。
(実際には手に入れる方法がないわけでもないですが……ごにょごにょ)
そうした場合は、保護者の方がスキャンか写真撮影をして、データを送っていただく必要があります。
その手間はデメリットです。
ただ、生徒がオンライン授業に慣れてくると、自分でアップロードできるようになります。
ipadで写真を撮り、SchoolTaktに簡単にアップロードすることができます。
現代のタブレットに慣れた小学生ですと、すぐに出来るようになります。
そうなれば親御様の負担は軽くなります。
機材の準備が不安!?
デジタルの知識があまりないためにうまくできるか不安があるかもしれません。
しかし算田が見てきた限り、オンライン授業に対応できなかったご家庭は一件もありませんでした。
(電話で接続方法のサポートを行うのが大変だったご家庭はありますが、何とかなりました。インターネットに接続することさえできていれば、後は何とかなります!)
オンライン授業のここが便利!
「通塾時間がない」や「他人との接触がないので感染症の心配がない」のようなよくあるメリット以外で挙げてみます。
オンラインの方が集中する子も!
対面指導とオンライン指導の両方をさせていただいたご家庭の中には、オンラインの方が集中して勉強に取り組めるという子も居ました。
お子様の性格や成熟の度合いにもよるのですが、オンラインの方が緊張感をもって「勉強しなきゃ!」という気持ちになるタイプもあるようです。
一般にイメージする"オンライン授業"というと講義形式の集団リモート授業だと思います。
あれは講師が一方的に説明する映像が流れているだけですので、どうしてもだらけてしまいがちです。
しかし一対一のオンライン授業であれば、絶えずコミュニケーションがとられるので休む暇がなく、オンライン特有のだらけは発生しづらいように思います。
授業の様子を保護者が見れる。授業ノートも後から見れる
オンライン授業はPCの画面を経由するので、録画や録音が簡単にできます。
(先生によっては録画は禁止している方もいらっしゃるのでよく確認なさってください。)
授業時間に保護者が在宅出来ない場合でも、後から授業の様子を簡単に確認できます。
授業ノートもデジタルの形で残せますので、後での復習にも便利です。
まとめ
算田が実際にオンライン授業を取り入れている実感としては、「当初想像していたよりもはるかに対面指導に近いクオリティで指導できる」です。
もちろん全員におすすめできるわけではありません。お子様のタイプによってはオンラインが向かない子も居ます。
一方でオンラインでも変わらない学習効果を出せるお子様もいます。
選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。