日能研のテキストである本科教室は、いったい何年改訂していないのでしょうか?
お使いの方から、分かりにくいという声をいただくことも多いです。
今回はちょっと短めの記事にしてみます。
「確からしさ」という単元がもはや出題されないことは4月にこちらの記事にも書きました。(移転前のアメブロ時代の記事です)
それ以外の問題も、なんというか、よく言えば懐かしさを感じます。
悪く言えば、古い問題の掲載が多いテキストです。
本科教室を使っていると、「昔はこういう問題よく出たよなー」「あ、これは最近はほとんど見かけないな?」「あれ、この単元に最近頻出のあの手の問題が全く載ってないな?」と思うことしきりです。
いや、いい所もあるんですよ。単元の冒頭にある「考えよう」「深めよう」の部分で狙っていることは、私も賛成できる部分があります。
「オプション活用」の部分もなかなか良い問題もあります。
算数の本質を理解させようという気概にあふれています。そこは評価しています。
しかし……どうしても中学受験の上位校合格を目標とした際に、あのテキストが最適だとは言えないのです。
もはやプライドを捨てて、四谷の予習シリーズ門下に入ってしまえばいいのにとすら思います(暴論ですが)
ただ、日能研の合格実績がそこまで落ちていません。
もちろん下降傾向にはありますが、それでも粘り強く合格実績を出しています。もっと暴落していてもおかしくないのに……なんて思ったりします。
つまりテキストは何を使っていても合格実績には関係ないのか? とも思います。
テキストの良し悪しにこだわるよりも、どんなテキストでもそれを信じて勉強した子が強いということなのかもしれません。
まとまりがありませんが、この辺りで。
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