もうすぐ成績が伸びるな、という子にはいくつかの特徴があります。
よく言われるのは
「素直な子は伸びる」や「宿題をしっかりやる子は伸びる」ですが、そんな当たり前のことを言っても面白くありませんので
以外な特徴を二つ、ご紹介します。
①先生が解説してる途中で急に答えを言う
これは結構意外だと思います。
先生の解説の途中で、何かをひらめいたのでしょう。
そこからは解説なんてうわの空で、頭の中でじーっと考え、先生の解説を遮って「12?」とか言ってきます。
解説をしている立場からすると「何が12なんだ?……あ、答え? 答えを突然言ったのか??合ってるなぁ」
となります。ビックリしますよね。丁寧に途中を解説しているつもりが、突然最終結論の答えを呟かれたら。
生徒が自分の頭で考えている証拠です。
先生の解説に頼らず、自分で考えることを楽しみ始めた子に見られる特徴です。
だまって聞いていれば、答えが解説されるのに、それを待たず、自分の頭で考えることを楽しんでいる。
これが伸びていく子の特徴です。
「ちゃんと話を聞きなさい!」なんて言わないであげてください。
自主性の表れですから。
②「答えは解説に書いてあったんですけど、なんでそうなるのかが分からないです。」という質問が増える
これも特徴的です。
個別指導や家庭教師を始めると、最初の内は「この問題が分かりません」のような質問がほとんどです。
小学生ですとそれが普通なのですが
成績が急上昇する直前の子の多くは、質問の質が変わってきます。
それが
答えや解き方を尋ねるのではなく、解説を読んで答えが出ることは理解した上で、なぜその方法で答えが出るのか分からないから教えてくれ。
という質問が増えてきます。
これには二つの理由があります。
一つ目。
自分で一度、解説を読んでいることです。
先生に頼りきりではなく、自分でも勉強しようという意志の表れです。
二つ目。
暗記ではなく、理由まで理解したいと思っていることです。
「解き方が分かればいいやー」や「答えが出れば何でもいいやー」ではなく
なぜその解法が成立するのか? の理由まで学びたい。
その気持ちが、成績の急上昇には不可欠です。
以上二つの、良い精神性の表れが、表題の発言に繋がってきます。
共通点
ふたつ共通するのは「自分で考えている」という点です。
誰かに教わったことを覚えたり思い出したりするのではなく、自分で「なぜ?」を考えたり、自分なりに考えて答えを出してみたり。
そういう姿勢が見えてくると
成績が伸びる前兆です。
これは「自分で考えなさい!」と言って伸ばせるものではなく
自発的に、考え始めるのを待つしかありません。
指導者が心掛けることは、時が来た際に、子供がのびのびと試行できる土壌を作っておくことです。
例えば「いいから言われた通りにやりなさい」的な指導はなるべく避けます。
確かに言われた通りにやれば短期的に成績が上がるのですが。いずれ来る急成長を阻害してしまいます。
子どもの急成長には、自発的な思考が不可欠だからです。
なので私たち指導者は、短期的な成果を求めつつ、その指導手法は、長期の成長を阻害するような方法で有ってはいけない。
同じ「偏差値5アップ」だとしても、長期的な成長につながる手法で指導するべき。
私はそう考えています。
ご参考になれば幸いです!