ゴールデンウィーク中の家庭教師は忙しいのか? 忙しくないのか? について書いていきます。
今回は受験お役立ち情報ではなく、家庭教師業界の内輪話です。 興味のある方は読んでいただければと思います。
家庭教師と言う仕事は、小学校が休みの期間は仕事が増えます。
夏休み、冬休みなどの長期休暇は一大繁忙期ですし、祝日などもスポット授業や追加の依頼があったりで、普段よりは授業数が多くなります。
さて、ゴールデンウィークはどうなのでしょうか?
結論から言うと、算田の場合は微増です。
連休を利用してテコ入れするために追加授業を入れるご家庭があります。
一方で、SAPIXなどの塾は特訓授業があるので、家庭教師の授業はお休みになります。
追加以来の分と、レギュラー授業がなくなるSAPIX生の分を差し引きして、微増。といった感じです。
SAPIXのGS特訓は朝から夜まで塾の授業ですので、この期間に家庭教師の授業を入れるのは無謀です。
もしも普段曜日固定でレギュラー授業を入れていたとしても、一回お休みにするのが良いでしょう。
もしも現在家庭教師をお願いしているご家庭で、先生からGS特訓の後の時間での授業を提案された場合は……断った方が良いでしょう。
どんなに体力のある子でもGS特訓の後に家庭教師を入れるのは、さすがに無謀です。
GS特訓の後での授業を提案された場合は……その先生が収入を減らしたくなくて言っているのではないかと勘繰ってしまいます。
学習効果ということを考えれば、GS特訓の後で授業をしようという提案にはならないはずです。
追加の授業を提案するかを決める際は、その子にとって必要かそうでないか。
これだけ考えてお話するべきです。
間違っても、講師の収入が減るからとか、塾の売り上げが下がるからお休みは避けるように誘導しろとか、そういう理由で授業を取るように提案してはいけない……
強く思います。
そんな塾、ある訳ないと思ったでしょうか?
追加のコマ提案をするかどうかを、生徒に必要かどうかではなく、講師のコマが埋まっているかどうかで決めるような塾は、本当にないのでしょうか?
無ければ良いのですが……
読者の皆様、お気を付けください!!
本当に必要かどうか、しっかりと見極めましょう!