算田の母校である麻布中学の紹介記事第4弾です。
テーマは「麻布の自由」です。
「自由な校風」と聞いて名前が挙がる学校はいくつかあるでしょう。
その中でも、麻布の「自由」は群を抜いていると思うのです。
他の中学・高校を経験したわけではないので比較はできませんが、経験者として感じたことを書いていきます。
一般的な中学・高校はある程度の「管理」を行いますが、そんな中で「自由」を謳う学校もあります。
例えるならば、放牧された牛をイメージすると分かりやすいと思います。
牧場の中を自由に歩き回れるイメージです。
とはいえ、崖など危険な場所には柵が立てられているのが一般的です。
普段は自由に歩くけれども、崖から落ちそうになっている生徒がいた時には、教員がサポートの手を差し伸べてくれることをアピールする学校もあるでしょう。
しかし麻布の「自由」はそれとも異なるような気がするのです。
例えるならば、崖にも策はないし、落ちそうになっても特に助けてくれることはありません。
崖から落ちた後で救助してくれるイメージです。
失敗をする生徒や問題行動をしてしまう生徒、勉強せずに学力が落ちてしまう生徒、色々います。
学校側が先回りして落ちないようにするのではなく、落ちた後で救助するような印象でした。(あくまで算田の印象です)
麻布の自由とは、そんな感じの自由ではないかな思っています。
お子様を麻布中学へ進学させる際には、その辺りの覚悟が必要です。
一時的に堕落してしまうかもしれないし、大きな失敗をしてしまうかもしれない。
そういったことも許容した上で、それでも魅力的に感じるのなら、是非全力で目指してほしいと思います。
良い学校ですよ!