お子様が習っている家庭教師の先生や塾の先生が怖い・できないと怒られるということはないでしょうか。
もしそうなら、こちらの記事を読んでください。
記事の後半には、熱血な良い先生と怒りっぽいダメな先生を見分けるためのアドバイスも載せておきます。ぜひ参考にしてください。
こんなお悩みを抱えているご家庭はないでしょうか。
「ウチに来てもらっている家庭教師の先生はスパルタ式なのか、間違えると怒ったり不機嫌になったりする。
子供も先生のことは怖がっているが、解説は上手な気がする。先生の合格実績や経歴も問題ない。
熱血な良い先生なのか、それとも怒りっぽくて怖いダメ先生なのか……
このまま続けるべきなのでしょうか。先生を変えた方が良いのでしょうか」
結論から言います。
怒られた子供が怖がっている又は委縮しているようなら即座に先生を変えてください。
まず前提として、そもそも小学生と先生では年齢も体格も違いすぎます。
圧倒的に力を持った状態で威圧的な態度をとることの悪影響は大きいです。
大人の世界ではこれは「パワハラ」と呼ばれます。
たとえば社長が若手社員を感情的に怒っている会社で、その若手社員が成長していくでしょうか。可能性は低いでしょう。
そもそも問題を間違えて怒るという行為が有効なケースは、私は思いつきません。
まして子供を怖がらせ委縮させるような怒り方は厳に慎むべきです。
人間は委縮した状態では新しい情報が脳にインプットされません。
言われた言葉が心に響かなくなってしまうのです。
心を守ることで精いっぱいになってしまい、勉強を覚えるようなモードではなくなってしまいます。
怒鳴ったりはしないとしても、落胆の態度を見せたり不機嫌になることも避けるべきです。
1:1で横にいる大人が不機嫌だったら、どう思うでしょうか。
そんな状況で勉強して、成長できるでしょうか。
「うちの子は怒られてもどこ吹く風で、全然気にしていないみたいなんです」
という場合でも要注意です。
本当はショックを受けていても、それを隠すためにあえて明るく振る舞う子もいます。
家庭教師・塾講師は受験勉強を教えるプロですが、決して児童心理の専門家ではありません。
怒られた子供が本当に気にしていないのか、それを隠すために明るく振る舞っているのか、見分けることができるのでしょうか。
確実に見分けられる自信なんて、私にはありません。
子供の反応にかかわらず、一律で配慮すべきです。
最後に、熱血な良い先生と怒りっぽいダメな先生を見分ける基準のようなものを書いておきます。
あくまで目安ではありますが
怒っている時間は長くないか
です。感情的に見える説教が3分以上続いていたら要注意。
5分以上続くことが何度もあるようなら……その先生は変えた方が良いかもしれません。
長時間怒り続けることは相手のためになりません。怒っている側のストレス解消でしかありません。
一概には言えませんが、参考にしてみてください。