家庭教師センターで人気の先生は2月に速攻で予約が埋まってしまう! ということについてお話していきます。
入試が近づいたら家庭教師をつけることも検討するけれども、まだ早いから後で考えればいいか……と思っているとしたら、要注意です!
実力のある先生・評判のいい先生は、年度切り替えの2月の段階でほとんどのコマが埋まってしまう可能性が高いのです。
なぜでしょうか? それは、どの家庭教師センターも、実力のある先生・評判の良い先生に優先的に仕事を回すからです。
それは家庭教師の先生と派遣センターそれぞれの事情を考えると分かります。
まず家庭教師の先生ですが、プロとして家庭教師専業で生活している先生は、複数の派遣センターに登録することが通常です。
一社にだけの専属という方はほとんどおらず、複数の家庭教師センターに登録し、仕事の紹介を待つスタイルです。
つまり、例えば月曜日の15時~17時で空きコマがあったとすると、その時間帯で最初に案件を紹介してくれた会社からの仕事を受けます、
次に家庭教師センター側の事情を考えてみましょう。
自社の抱えているいわゆる「良い先生」の人数には限りがあります。
その先生たちは皆他社のセンターにも登録しています。
「良い先生」は放っておくと他社から紹介された案件だけで生徒が埋まってしまうのです。
他社からの案件でコマが埋まる前に、出来るだけ自社の案件で良い先生を抱えたいと思うものです。
2月の年度切り替えのタイミングで、他社にとられる前になるべく早く「良い先生」のコマから優先的に埋めようとします。
「良い先生」は指導力・人格ともに優れているので、クレームが出る事もなく、センターの手がかからず安定して収益を上げることが出来ます。
良い先生のコマは複数社が競合して我先にと案件を紹介して埋めていくので、2月の年度当初の段階で速攻で埋まってしまうのです。
例えば過去問の時期になってからお願いしたいと思っていたとしても、9月や10月に良い先生を引き当てられる確率は。低くなります。(稀に事情があって、年度途中まで非常に良い先生が残っていることもあります。)
以上、家庭教師センターのちょっと裏話でした。