今回は学生家庭教師の選び方について算田の考え方を書いてみます。
学生の家庭教師は、良くも悪くも先生自身の経験に依って指導することが多いです。
プロの講師であれば自身の経験とは切り離して技術で指導しますが、そこがプロとアマの違いです。
学生の先生自身も中学受験をされた方であれば、その時の経験をもとに生徒を指導します。
そのため、先生自身のレベル・水準と近しい生徒であれば気持ちが分かるので指導しやすく、反対に学力レベルが大きく離れている先生だと、生徒の分からない気持ちが理解できなくなりやすいようです。
以前私が指導していたご家庭で、勉強全般がとても苦手で悩んでいるお子様の国語社会の家庭教師に東大の先生が付いていたことがありました。
先生からすると当然と思えることで生徒が悩んでいるので、どう教えたら良いのか困っていたようです。
その後別の先生に交代してそちらとはうまくいっていましたが、やはり生徒と学生の先生の経歴があまりにも離れている場合、指導がうまくいかない事が多いように思います。
(もちろん中には学生でありながら素晴らしい指導技術を持った先生もいらっしゃいますよ!)
ということでまとめると、学生の家庭教師・個別指導をお願いする場合、学歴が高ければいいという訳ではなく、お子様にあった先生を選びましょう。
でした!