今回の記事のテーマは「勇気をもって寝よう!」です。
頑張るのは簡単で、休む方が勇気がいるという話をしていきます。
普通は逆だと思われるかもしれません。流されて休むのは簡単だけど、それをはねのけて頑張ってこそ目標に近づくのだというのが一般的な考え方でしょう。
もちろんある程度まではこの考え方で合っています。
5年生や6年生の前半であれば、遊んでいたりダラダラしている時間を勉強時間に変えることで学習量が確保され成績向上が見込めます。
しかし直前期6年生についてはこれは当てはまらないと思っています。
まず前提として、みんな限界まで時間を切り詰めて勉強を頑張っています。
これ以上どうにもならなくて、やむを得ず睡眠時間を減らして頑張っているのです。
さて、睡眠不足は良くなくて、寝た方が良いということはきっと皆さまどこかで聞いたことがあるでしょう。
それでも睡眠を削って勉強してしまうのです。
これぞまさに”流されて”いる状態です。本当は寝た方が効率が良いと分かっているのに、不安に流されて勉強してしまっています。
誘惑に負けて遊んでしまうのと同じです。不安に負けて勉強してしまうのは誘惑に負けている状況と構造的に同じです。
直前期に寝るのは勇気がいります。この1時間の勉強時間が減ったせいで落ちたらどうしよう……と思ってしまうからです。
そして結果として寝る時間を減らして勉強してしまう小学生が後を絶ちません。
受験で合格するために、最も伸びるこの直前期を最大限有効利用するために、何をしたら良いでしょうか。
冒頭に書いた内容をもう一度繰り返します。
勇気をもって寝ましょう。