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家庭教師が志望校対策をやってくれない!?そんなことあるの?

「来てもらっている家庭教師の先生が過去問を使った指導や志望校対策をしてくれないんです。大丈夫なんでしょうか」と不安になることがあるようです。
算田は以前とある家庭教師センターの内部が見える立場にいたことがありますので、その際に他の先生方へのクレーム等に目を通していました。
実際にこうした声がセンターに届くことがあります。
今回の記事では「家庭教師が過去問指導をやってくれない」とご家庭が感じてしまう原因を探っていこうと思います。

家庭教師と家庭の間での誤解

家庭教師が、狙いをもって過去問指導をやらずに他の手法を使って指導をするということがあります。
例えば基礎的な内容の抜けが多く、志望校の偏差値が現在の実力よりも上になる場合などです。
算数で言えば、食塩水の混合や売買損益など割合分野の基礎がまだ入っていない生徒や、平面図形や相似の基本パターンの習熟がまだの生徒などです。

6年生の途中から指導を開始した生徒などは、基礎が入り切っていないために過去問指導を遅らせ、単元学習の時間を確保するという戦略をとることが考えられます。

しかし保護者の気持ちはそうではないでしょう。周囲の受験生がバリバリ過去問を解いているのに我が家だけ解かなくて良いのか?と心配になるのは自然な心理です。
ここで家庭教師としては、指導の狙いをご家庭に説明しなければなりません。
過去問学習を遅らせる狙い、理由、いつごろから過去問を使うのかの見通しなどです。

説明が不十分で意思疎通ができていないと、ご家庭は不信感を持ってしまいます。
もし読者の方々がお願いしている家庭教師の先生が過去問指導を遅らせる方針を取っているのだとしたら、狙いや今後の見通しなどは尋ねてみてください。
きっとその先生なりの狙いや方針を説明してくれると思います。

過去問指導や志望校対策が出来ない

こんなことはない……と信じたいのですが、もしかしたらあるのかもしれません。
あったとしても少数なはずです。その前提でお読みください。

過去問指導や志望校対策が出来ないorやりたがらないという先生もいるのかもしれません。
難関校の過去問はそもそも問題が難しく、それを分かりやすく論理だてて解説するのは、結構大変です。

まずは過去問を解かなければなりませんし、出題傾向を分析したり、それに合わせた類題を選んだりとやることが沢山あります。
一方で、毎年使いまわしている「オリジナルの基礎プリント」等であれば解法は完全に暗記しているので簡単に解説できます。
「基礎力強化」の名のもとに「省エネ指導」をしている先生が、もしかしたら極少数ながら存在するのでは……と疑う事例をいくつか見てきました。
確率は低いですが、万が一ということもありますのでお気を付けください。

上位生6年生のこの時期の指導

成績上位生で御三家やそれに準じる難関校を目指している生徒への指導であれば、指導の中心は過去問です。
それに加えて、SAPIXのSSや早稲田アカデミーのNNなど各塾の志望校別講座で解いているプリントの解説なども平行して行います。
過去問や絞校別講座の問題で×が多い問題ジャンルについては、類題を選定して追加トレーニングを行います。

この時期の上位生の指導では過去問や志望校別講座の教材が中心になります。
(もちろん個々の事情に応じて細部は変わります)

算数苦手な生徒への指導

現在の算数偏差値が40以下の生徒への指導であれば、過去問の使用は量は比較的少なくなります。
各単元のインプットを重視する必要があるため、実戦形式の教材である過去問の登場機会が減ります。
この場合でも、生徒のやる気を引き出す目的も含めて過去問は少し使います。
一年分通しでは解けなくても、問題一問ずつであればトレーニングとして役に立ちます。

特別な事情がない限りは過去問指導

まとめると、インプットがまだ全然終わっていないなどの事情がない限りは、基本的に過去問や志望校別講座の問題を題材にして指導すべきだと思います。
もしお願いしている家庭教師の先生が過去問を使わない方針だとしたら、その狙いを確認するようにしてください。
意図があってやっているなら良いですし、もし無策に過去問を使わない方針をとっているのだとしたら早急に改善策を考えるべきです。

お役に立てば幸いです!

【生徒募集】
2023年度の生徒募集状況は満席となっております。
2024年2月以降の生徒も満席となっております。
大変申し訳ありません。

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