3日は中学入試の合格発表が続きます。
合格が取れた方、おめでとうございます。
不合格の場合はこの先も受験が続きます。
3日時点で合格が取れていない場合に何をするべきかというテーマでお話します。
通学範囲内の学校で合格が一つも取れていない状態(いわゆる全落ち)を想定して、今何をするべきかの記事を書きます。
まず塾に連絡する
なにはともあれ、想定外の不合格となってしまった場合は塾に連絡しましょう。
子供のメンタルケアをするにしても、4日以降の受験戦略を考えるにしても、まずは塾の協力を仰ぎましょう。
不合格はご両親にとってもショックの大きい出来事です。
冷静なようで冷静になれないことがあります。
まずは第三者である塾の協力を仰ぎましょう。
どの塾でも必ず力になってくれます。一般に冷たいと言われる塾でも、不合格のサポートは必ずやってくれます。
子供のメンタルサポート
不合格の知らせを聞いて動揺しない子は居ません。
4日以降も受験を続ける場合は、まず気力の回復が急務です。
気持ちを上向けて明日以降も戦う体制を作る必要があります。
家族だけでは難しいと思いますので、塾の協力を仰ぎましょう。
校舎まで行けば先生が激励してくれるでしょうし、電話で話を聞いてくれたりもするでしょう。
外部の力も借りながら、子供の気持ちを立て直します。
受験校選定
事前に不合格のケースの受験パターンを用意していた場合は問題ありません。
しかし事前に想定していなかった結果になってしまった場合は、早急に4日以降の受験校を決める必要があります。
これは塾を頼ることをお勧めします。
塾の先生は毎年こうした事態に接していますので、受験後半戦の計画の立て方のプロです。
家族だけで悩まず、必ず外部の知識を取り入れてください。
「聞いたことのない学校を受けるくらいなら公立」は禁物
不合格の知らせを聞いた直後は判断能力が鈍っています。
「知らない学校に行くくらいなら地元の公立の方が……」のような考えに陥りがちですが、それは一過性のものである可能性があります。
熟慮の上で公立に進学することは問題ありません。私立へ進学することだけが良いという訳ではもちろんありません。
しかし中学受験をしてしまった以上、私立で合格を一つでも取って、その上で選択して公立に進学したほうが良いと思っています。
「どこにも合格できなかったから地元の中学に行く」のと「私立で合格も取っているけど、あえて公立に行く」では気持ちが全然違います。
今までリサーチしていなかった学校を受験することになると思いますので、塾の先生の情報を活用しましょう。
今はきっとバタバタしていて冷静な判断が出来ません。
まずは受験して、合格を取れたら、その後でどこに進学するのか考えましょう。
まずは合格を取ることです。
まだ合格は取れる
中学受験は2/4以降も入試日を設定している学校が数多くあります。
そうした学校は、2/1~2/3で合格が取れず意気消沈している子を受け入れて、自分の学校で6年間責任をもって面倒を見るという覚悟のもとに入試日を設定しているのでしょう。
けっしてあきらめず、合格が取れるまで折れずに頑張りぬいてください。
応援しています。