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勉強法・指導法

5年生の夏休み、割合の復習と比の予習はやっておきたい!

5年生の夏休みにやっておくべき単元として「割合の復習」と「比の予習」を挙げたいと思います。
どうしてこの2単元が大事なのか? どのくらい大事なのか? を説明していきます。

割合の復習

割合の重要性は以下の2点です。

①入試で非常に多く出題される単元である。

②比につながる考え方を学ぶ

です。

割合は入試によく出る

食塩水や売買損益なども含んだ、広い意味での「割合」は入試で再頻出単元の一つです。
特に、中堅校以下の入試問題では、ほとんどの学校が、毎年必ず一行問題の形で出題しています。

四谷大塚の偏差値で40~50の学校を目指している場合は、間違いなく最重要の単元になります。

比につながる考え方を学ぶ

割合の学習は、この後に控えている「比」と通ずるところがあります。
割合が分からなくなっていると、高確率で比も苦手としてしまいます。

5年後半以降は、ほぼすべての問題が比と複合してきますので、比を苦手としてしまう事は致命的です。
その前段階として、割合の考え方は確実にマスターしておきたいところです。

比の予習

大手の塾では、夏期講習の間に習うか、又は9月から習うというカリキュラムの所が多いと思います。
この「比」に関しては、ある程度予習をしてから授業に望むことを強くお勧めします。

日能研やSAPIXでは、普段は余り予習をしないようにと言われるかもしれませんが、比だけは話が別です。
ここは全く新しい概念を学ぶ単元です。

授業でいきなり初めて聞くよりのではなく、多少下地がある状態で聞いた方がよく理解できます。
また、この「比」に関する単元は、何回も連続で関連する内容を学習するカリキュラムになっている塾が多いです。

例えば四谷大塚の予習シリーズ5年下であれば
第一回 比(1)
第二回 比(2)
第三回 平面図形と比(1)
第四回 平面図形と比(2)
というように……何回も連続して比の単元がならんでいます。

最初の比(1)でつまずいてしまうと、その後全部が厳しいことになります。
そうならないためにも、ある程度自分で出来るところまでは予習してから授業に臨んだ方が良いと算田は考えています。

実際に算田が指導している5年生の生徒は、夏期講習の間に比の予習を何回か行う指導計画にしています。

まとめ

5年生の夏は、割合と比!

ココだけは逃さないようにしましょう。
もちろんそれ以外の単元も大切ではありますが、この2単元の重要さは群を抜いています。

合と比。割合と比
大事なことなのでもう一回言っておきます。
割合と比。です!

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